幼児を泣かせる本
ちちです。
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我が家では、たいていの場合、読み聞かせをする絵本は私・ちちが選んでいます。
しかし、今回は、珍しくハハが選んだ一冊。
絵本というよりは、ぬいぐるみの写真をストーリーにしたような本。
ゆじに読み聞かせてみると、結構笑いを取れました。
数日後、ハハがゆじを寝かしつけようと歌を歌っています。
「ぼくはくま♪
ライバルはエビフライだよ♪
ゼンセはきっとチョコレート♪」
なんだその歌!?
どうせハハが適当に作った歌だろうと思ったら、
「ぼくはくま、最後まで読んだの?
あれに載っていた歌だよ」
「え?そうなの?」
本を取り、最後のページを見ると「ぼくはくま」という歌が楽譜つきで載っていました。
なるほど、この歌だったのか。
作詞・作曲 宇多田ヒカル
ええええええええええええええええええええ
なに、この本、有名なの!?
後日、この本を読み聞かせているとき、ハハから言われました。
「その歌、歌ってあげなよ」
「また無茶な・・・」
楽譜だけ見て、メロディーを掴めというのは、音楽の成績が悪くて高校進学が危ぶまれた私にとっては、無茶な注文です。
しかし、ゆじのためならチャレンジ。
「ぼくはくま♪ くま くま くま?」
本を読んでいたときはご機嫌だったゆじの顔が曇ってくる。
「ふゆはねむいよ♪くま くま くま」
「ギャーーーーーーーーーー(大泣き)」
なぜ、急に泣き出す!?
幼児を泣かせるちちの歌声。
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