幼稚園児と初のクワガタを捕まえた話
ちちです。
今回は、幼稚園児と一緒にクワガタを捕まえた話です。
我が家はアウトドア指数0.2くらいの家で、初の虫ミッションでした。
同じような立場の方に参考になれば、と思います。
幼稚園児のクワガタ熱
幼稚園児の二男ともが、カブトムシを欲しがっていました。冬に。
クリスマスプレゼントもカブトムシのおもちゃ、誕生日もカブトムシの服。
夏までには、カブトムシの熱が冷めるかと思いきや、続いたのでカブトムシを捕まえに動きました。
冬から春の間に、何冊も本を読んで、カブトムシよりも、クワガタの方が長く生きることを知り、クワガタが欲しいという方向に変わりました。
クワガタスポットを6月から下見に
6月ごろから、近くの公園、採取スポットを下見。
知り合いが、6月頃にクワガタがとれたと言うので、探してみましたが、全く見つからず。
河原とか、自然公園を探したのですが、全く見つからないです。
県内の、クワガタ採集スポットを検索すると、10個ぐらい出てくるうちの1つが、市内にあったので、そこに行きました。
確かに、他の場所よりも、樹液が出ています。
カブトムシ、クワガタの採集スポットとして、樹液を狙う方法があります。
これらの虫は、樹液に集まるので、樹液がある木の近くを探すという方法です。
ただ、カブトムシやクワガタは、日中は活動しないそうなので、早朝や夜間の方が見つけやすいと言われます。そこで、その公園の駐車場が開く午前8時30分に行って、樹液の周りを探してみました。しかし、なかなかいません。6月末。
7月初旬に、初めてのクワガタ
7月に入って、その公園に、2回目の訪問。
日中は、クワガタは隠れた暗い場所にいるということで、落ち葉の下や、木の割れ目などを中心に探しました。
カラスに食べられてしまった残骸しかいない。
ともは、もっと早く来れば助けてあげられたのにと言っていました。
この日も見つけられないかなぁと諦めかけて、帰ろうとした時に、空から降ってきました。
コクワガタのメスのようです。
カブトムシやクワガタは、日中、落ち葉の下や、地面の中、木の葉っぱの中にいると言われます。
本の中には、木を蹴ると上から降ってくることもあると書かれていました。しかし、カブトムシやクワガタがいると言われるクヌギの木などは、蹴っても、ほとんど揺れないので、諦めていました。ですが、実際には、上の方の葉っぱに隠れていたようで、上から降ってきました。
目の前に落ちてきたので、確保。
持ってきた虫かごに入れて、持って帰りました。
ともは、はじめてのクワガタに、大興奮。「かわいい、かわいい、僕の方を見ている」などと、帰りの車の中でもしゃべりっぱなし。
クワガタは死んだふりをする
帰宅後、あらかじめ準備していた、大きな籠に、入れ替えると、コクワガタは、全く動かなくなりました。
死んでるんじゃないか、と思って、触ると、ピクピク動く。
一応、生きてるっぽい。
しばらくすると、土(マット)に潜ってしまい、見えなくなりました。そこから全く出てこなくなりました。
夜になっても、出てこないので、ともは、死んだと思って泣き出す始末。
しかし、調べると、コクワガタを含めたクワガタは、死んだふりをするようです。
カラスなどに、狙われたときに、手足を引っ込めて、動かなくなり、死んだふりをして見逃してもらうようです。
騙された。
また、特に、メスは、地面に潜りたがるようで、2、 3日、出てこないこともあるそう。
それを伝えると、ともも安心したようです。
そもそも、上から落ちてきたのは、カラスがいて、死んだふりをして落ちてきたタイミングだったのかもしれないです。
クワガタのオスがほしい
1匹目をゲットしたものの、虫かごを見続けていても、たまにしか出てこないので、ともは、クワガタのオスを欲しがりました。
また、本をたくさん読んでいると、卵を生ませる話もあったので、オスとメスを同じカゴで買いたいようです。
そこで、翌週、もう一度、朝1番に、同じ公園に行ってみました。
自宅のインターネットの調子が悪く、部活も休みで、暇になった長男ゆじもついてきてくれました。
同じように、樹液周りの、落ち葉とか影とか、木の上の方を網で揺らしてみたりしましたが、全く見つからず。
結構、山奥の方まで入って行ったのですが、残念ながら収穫なしでした。捕まえられずに帰宅。
幼稚園児とクワガタ街灯採集
なんか悔しいので、子供でも見つけられる方法として、夜の街灯採集をしてみようかと思いました。
虫は、光に集まる習性があるので、街灯とか、自販機にも出てくるようです。
特に、山の近くが良いということで、20時過ぎでも駐車場が空いている市内の公園に行ってみました。
一応、その公園にも、樹液スポットがありました。
樹液スポットに行ってみると、結構、家族連れがいました。
みんな夜間に、活動してるんですね。
しかし、装備が違う。
我々は、足元だけ照らせる懐中電灯と虫取り網。周囲は、撮影用みたいなライト。強い光があると集まってくるみたいです。
よわよわ懐中電灯を持って、樹液スポット回ってみたものの、クワガタはいない。
近くからは、コクワガタを見つけたと喜ぶ声もありますが、我々には見つからず。
夜間にカブトムシをゲット
絶望していると、プロっぽい青年が、話しかけてきてくれました。
めっちゃ長い棒と、明るい光を持っています。
「カブトムシの音が聞こえますね、そこ!」とアドバイスしてくれ、飛んでいるカブトムシを網でゲットしました。
じいじからもらった、網で確保。
はじめてのカブトムシ確保です。
やったな、とも!と声をかけると、「カブトムシじゃなくて、クワガタが欲しいんだよ」
似てるけど、ダメらしい。
せっかくゲットできたので、虫かごに入れました。
カブトムシは、虫かごの中でも、飛びまくり、かなりうるさい。
夜間の樹液スポットでクワガタ
その青年が、駐車場の下のほうに、樹液が出てるんで見に行ってもみませんかと誘ってくれました。
そこで、お言葉に甘えて行ってみました。
ついていくと、樹液に群がっているカブトムシ。本で見た光景!
さらに、彼は暗闇の竹やぶに入っていき、木を蹴って、クワガタを落とす。
「コクワガタ、いらないんで」と、くれました。
コクワガタのオス!目的達成!
最後には、「そこ、ノコギリクワガタ。小さいからいらないですが、捕ります?」と譲ってくれ、ノコギリクワガタのオスまでをとらせてくれました。
ともも大満足。
ゲットできたのが、
・空から降ってきた
・プロがくれた
と再現性ゼロなのは、気にしないことにします。
しかし、カブトムシとノコギリクワガタまで取れたので、虫かごが足りない。翌日、追加のかごを買うことに。かごだらけになってるー。
幼稚園児とクワガタを捕まえるためのまとめ
結局、街灯の近くにはいなかった。
1番取れるのは、樹液スポットの夜。
樹液スポットを、昼の間に見つけて、夜の8時から8時以降に取りに行くのが良さそう。
ほとんど揺れないように見えても、木を蹴ってみるのは有効。
虫よりプロを探すほうが良いかもしれない
参考にしてみてください。
すごい家族は、こういうライトを持ってきていました。
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