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遅ればせながら、３歳児ゆじのクリスマス記録。

誰の影響かわかりませんが、１２月になると、おもちゃが買ってもらえるものと思い込んでいたゆじ。

いつの間にか、双方のじーじ・ばーばにおねだりをしていたようです。

そういえば、１０月くらいから、じーじにトイザらスのチラシを見せて何か言ってましたね。

１２月の中旬には、双方からおもちゃをもらいました。

「ゆじちゃん、野菜もしっかり食べないとサンタさん来ないよ！」

「ゆじちゃん、出かける前にトイレに行かないとサンタさん来ないよ！」

今さらサンタが来なかったら、もうハハの言うことをきかなくなりそうです。

サンタさんへのお願いは、最近夢中になっている、粘土だそうです。

「よし、わかった。ちゃんとサンタさんに出しておくね」

クリスマス前日。

なかなかお風呂に入ろうとしないゆじに、私もサンタ効果を使います。

「ゆじ、今日は早く寝ないとサンタさん来ないよ」

「なんでだ－？」

「サンタさんは、早く寝た子の家からプレゼントを届けるから、寝るのが遅い子の家は疲れて忘れちゃうからかも」

「じゃあ、もう来ない？サンタさん来ない？」

「早くお風呂に入って寝ればまだ間に合いそうかも」

「ぱぱー、サンタさんどこから来るの？洗濯機？」

「いや・・・洗濯機はないんじゃないかな、たぶん窓とかドアから来るんじゃないの？」

お風呂を出て歯を磨いて、すぐにベッドに行きます。

さて、私には、ゆじを寝かしつけて、サンタを目撃するという仕事がまだ残っています。

いつも、ゆじを寝かしつけると一緒に寝てしまうのです。

ハハはテレビを見ていました。

「ちょっと！起こしてよ」

しかし、一応の証拠写真は押さえました。

翌朝目覚めたゆじ。

プレゼントに気づきました。

「これ、なんだ？サンタさん来たのかな？」

「ああ、そうそう、置いてったよ」

「はやくはやく」

とプレゼントをリビングに引きずって行き楽しそうです。

「良かったな、ゆじ。良い子にしていたから、サンタさんが来てくれたんだな。そういえば、パパ、サンタさんの写真撮ったけど、みる？」

と写真を見せます。

ゆじは、それ以来、リビングの窓をさして

「サンタさん、あそこから来たみたい」