ちちです。

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３歳児の長男、ゆじ。
ディズニーランド初体験で、一番の思い出は、夕食のハンバーガー
だそうです。

この夕食後、ハハがお土産を見てまわり、帰ることに。

そのとき、ハハが言いました。

「やっぱりポップコーン買ったほうがいいかな？」

ハハは、午前中から、ポップコーンを買うか買わないか、悩んでいるようです。

「あー、そんなに気になるなら、もう買っちゃえば？車の中で食べればいいんじゃない？」

と、悔いを残さないよう背中を押し、ポップコーンを買うことに。

「やっぱり、ミッキーの入れ物のやつを買うよね？」

ん？

どうやらポップコーンには、ふつうの入れ物に入っているタイプと、ミッキーの入れ物に入っているタイプがあるようです。

「まあ、そんなに気になるならミッキーの入れ物で・・・」

って

お値段

１５００円！？

ポップコーンですよね、これ！？

入れ物の代金、どれだけーーーーー

「でも、あのミッキーの入れ物、かわいいよね。ゆじちゃんも喜ぶよ、きっと。いろいろ使えるし」

「なにに使うんだよ・・・ゆじ、欲しいか？」

シーン

しかし、ここで買わなければ、数年間は根に持たれそうなので、思いきって購入しましたよ。

いやー、すごいよ、ディズニーさん。

こうやって営業利益を増加させているんですね。

さて、買ったポップコーンは、予定どおり、帰りの車の中で食べました。

私は運転しているので、ハハから少し渡してもらっては食べる、後ろの席でハハとゆじが食べています。
ゆじもキャラメル味のポップコーンを気に入ったようです。

しかし、ゆじは、運転していて食べられない私を気づかったのか、途中から、

「これはパパとたべるの、おうち帰ってからたべるの」

とポップコーンを半分以上残した状態で自粛。

ハハがつい食べようとすると

「だめ、パパとたべるの！」

と怒る。

かわいいじゃないですか。

あのゆじが、お菓子を我慢するなんて！

頑張って運転するよ。

家に到着。夜も遅く疲れていたので、お風呂入って就寝。

「ポップコーンは明日の夜たべような、ゆじ」

ディズニーランドへ行った翌日、私は仕事。

夜早めに家に帰ると、ゆじが玄関まで走ってきました。

「パパ－、ポップコーンだよ－！！」

ああ、そうか、昨日残したポップコーンね、ご飯前にたべようか。

「よし、ゆじ、ポップコーンどこだ？」

「パパー、ポップコーンだよ！」

と、ゆじがサランラップに包まれた固まりを渡してきました。

「これは・・・」

ラップを開けると、

ポップコーン４粒

「ゆじ・・・これ、ひょっとして、これだけ残しておいてくれたのか」

「ゆじちゃんね、パパのぶん、って気にしながら、どんどん食べちゃった」

ありがとう。最後の４粒は我慢できたんだな。

しっかり味わって食べるよ。

とサランラップからポップコーンをつまむと、

隣にいたゆじも、つまんで食べてました。

ディズニーフード、すっかり３歳児の心を掴んだようです。

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