似顔絵を嫌がる幼児を3秒で大人しくさせる方法
ちちです。
ハハが前々からしたがっていたこと。
家族の似顔絵を描いてもらう。
よくイベントでありますよね。その場で、数分で似顔絵を描いてもらうやつ。
あれを見かけるたびに、
「あ、いいなー、やりたい」
と言い続け、「ゆじちゃんも描いてもらいたいよね?」と洗脳。
そして、あるイベントで、ついにハハが行動。
「券を買ってきたから、3人で描いてもらうよ」
と独断で動き、私と5歳児ゆじを連れて行きます。
どうやら、このイベントでは数人の描き手がいて、それぞれ独自のタッチで描いてくれるようです。長い机の向こう側には描き手が並び、こちら側には描いてもらう人が座って、対面で似顔絵を描いてもらっていました。
ただ、3人でも400円という値段のためか、描き手の指名はできない様子。
私たちが机に行くと、どうやら描き手は全員埋まっているようでした。
案内の女性が「いま、いっぱいなんですよね・・・」と言いながら、チラリと後ろを見る。
すると、ニット帽を深めに被り、ポケットに両手を入れてボーッと立っていた男性が、「おれ、たぶん、描けますよ」と。
女性は「じゃあ、お願い。席つくりますね」とイスを準備してきました。
ちょっと待って。
たぶん、描けます
たぶん
って、あなた、全員埋まっているのに立ってた人。
あなた補欠ですよね?
これ、有料なんですよね。
ハハの心の声が聞こえます。
ニット帽は、そこら辺にあったマジックを使い、3人分の似顔絵を描いてくれました。
似てない。
髪型も、輪郭も、目も鼻も、口も。
かすってもいねえ。
誰これ?
『千と千尋の神隠し』に出てくる妖怪?
じーじにこの写真を送ったところ
「ま、まあ・・・いい思い出だよね」
とのコメント。
似てるとか似てないとかの評価、一切なし。
その後も、しばらくそのイベント会場にいたのですが、ハハは、
「ほら見て、あのニット帽、今は描いてないよね。立ってるだけだよね!」
と、恨み続けている様子でした。
さて、ちなみに、我が家の5歳児ゆじは、似顔絵を描いてもらうために、ニット帽の前に座ろうとしたところ、「やだやだ、やりたくない!」と拒絶。
ハハ「ちょっと!ゆじちゃん!描いてもらうんだから言うこと聞いて!」
5歳男児を動かす方法。
「ゆじ、今から3人の顔を描いてもらうんだけど、どれが誰を描いているか当てる選手権しようぜ」
「うん、これは、パパだと思うな!」
みたいなゲーム感覚です。
すいか割りで夏休み少年スタイル!オリジナル似顔絵フィギュア♪彼氏やお父さんへの誕生日プレ… |
Your Message